新築でも油断できない!雨漏り状況データ徹底分析

雨漏りの状況をデータで見てみましょう

「雨漏りって家を建てて何年くらいで起きるの?」「家の構造に関係ある?」などといった疑問はありませんか? こちらでは、昨今の雨漏り状況についてのデータをご紹介します。

雨漏り検査ご依頼数データ

築年数別
2-5 雨漏り検査のご依頼は、新築1年以内および3年までが約80%と大多数です。このグラフから見ると、なかでも1年以内のご依頼がなんと60%近くあります。雨漏りは、古い建物だからということはありません。新築でも安心はできないのです。
構造別
2-3 木造、RC、SRCについてそれぞれ平屋建ても入れていましたが、検査ご依頼数はゼロでした。もっともご依頼が多かった木造2階建ては、建築総件数から見ても比例していますが、そのバランスで考えると木造3階建て、とくに狭い土地に縦長のペンシル型住宅が多いという結果になりました。
建造種別
2-4 もっとも多かったのは、やっぱり一般住宅。 一部関東地区のビル関係では、東日本大震災の影響によって、外壁の不具合やクラックが多くあったようです。
東日本大震災以後も、各地で震度3以上の地震が多数発生しています。今後も十分な保守・点検が必要だといえるでしょう。

漏水箇所ランキング

建物の中で漏水が起こりやすい場所とは、どこだと思いますか? そのベスト3とは……。

1位 サッシまわり
2位 下屋(げや)取り合い(※)
3位 外壁

※下屋とは、主屋(おもや)の屋根より一段低い位置に取りつけられた、片流れの屋根。または、その下にある空間のこと。取り合いとは、各部材の組み合わせ方や接続の仕方のことであり、ここでは下屋の部材の接続方法を指しています。

漏水の原因とは?

漏水は、起きる場所によって原因が異なります。

サッシまわり 下屋取り合い 外壁
防水テープが貼られていない、または貼り方に問題がある、などという場合に雨漏りが起こります。 主屋と下屋の壁の納まりが悪いと、雨漏りの原因になります。 雨漏りは天井からばかりでなく、外壁のヒビ割れなどからも起こることが少なくありません。

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